配信日 雑誌名
2023/05/22 週プレ 2023年5月27日号

いとエモし。 超訳 日本の美しい文学 (サンクチュアリ出版)

ISBN: 480140118X

発売日: 2023/4/7

出版社: サンクチュアリ・パブリッシング

Amazonランク: 0

モニター読者が軒並み大絶賛!

編集長が惚れ込んだ無名新人のエモすぎるエッセイ!

100編以上の古典をエモく超訳し、それぞれにあったイラストにのせた、これまでにない一冊です。



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なんですか! この内容は! ! 初見の感想が、まさにこれでした。

日本の美しい古事。だけど、今は使わない言葉だから、意味が分からない。

だから、知らない。というか読みたくない。と今まで思っていましたが、今回の本は、その考えを180度以上変えてくれる作品です。

学校の古文の授業の時に何でなかったんだろう・・・(30代・男性)

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こんな読みものが欲しいなぁってずっと思っていました、私のツボです!

イラストと歌のイメージがシンクロしてじわじわっと目頭が熱くなりました。

仕事が終わった夜や、休日のまったり過ごす時間に思わず開いてみたくなる読み物です。(50代・女性)

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10代のうちは、国語にも古典にもまったく興味が持てなかった著者が、大人になったある日、



「まいて雁(かり)などの つらねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。」



という、『枕草子』の一節を見てふと心をつかまれた。



「ああ、『エモい』ってことか」



秋の夕暮れを見て、

冬の朝の寒さに震えて、

春の朝焼けの景色を見て、

夏の夜に雨音を聴いて、



清少納言が感じた「いとをかし」。



それは「まじエモい。」だったのだ。



*



本書は、枕草子、万葉集、古今和歌集、徒然草……などに綴られた古の言葉たちを、「いまを生きる私たちの感覚」に合わせて“エモ訳“した上で、超美麗なイラストによって視覚化した新感覚エッセイ。

ページをめくるたびに、先人たちが作品に込めた「エモパワー」を強烈に感じながら、切なくなったり、勇気がわいてきたり、なんともいえない胸いっぱいな気持ちになれる本です。