配信日 雑誌名
2023/05/30 週刊現代 2023年6月3日号

人口減少社会のデザイン

ISBN: 4492396470

発売日: 2019/09/20

出版社: 東洋経済新報社

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「都市集中型」か、「地方分散型」か。

東京一極集中・地方衰退→格差拡大→財政は改善?

地方への人口分散→格差縮小・幸福感増大→財政は悪化?

果たして、第3の道はあるのか。



2050年、日本は持続可能か?

「日立京大ラボ」のAIが導き出した未来シナリオと選択とは。



借金の先送り、格差拡大、社会的孤立の進行・・・…

転換を図るための10の論点と提言。





「集団で一本の道を登る時代」―昭和

「失われた30年」―平成

そして、「人口減少社会」―令和が始まった

「拡大・成長」という「成功体験」幻想を追い続け、

「先送り」されてきた、「持続可能な社会」モデルを探る。





社会保障や環境、医療、都市・地域に関する政策研究から、時間、ケア、死生観等をめぐる哲学的考察まで

ジャンルを横断した研究や発言を続けてきた第一人者による10の論点と提言



1将来世代への借金のツケ回しを早急に解消

2「人生前半の社会保障」、若い世代への支援強化

3「多極集中」社会の実現と、「歩いて楽しめる」まちづくり

4「都市と農村の持続可能な相互依存」を実現する様々な再分配システムの導入

5企業行動ないし経営理念の軸足は「拡大・成長」から「持続可能性」へ

6「生命」を軸とした「ポスト情報化」分散型社会システムの構想

721世紀「グローバル定常型社会」のフロントランナー日本としての発信

8環境・福祉・経済が調和した「持続可能な福祉社会」モデルの実現

9「福祉思想」の再構築、“鎮守の森”に近代的「個人」を融合した「倫理」の確立

10人類史「3度目の定常化」時代、新たな「地球倫理」の創発と深化

2050年、日本は持続可能か?「日立京大ラボ」のAIが導き出した未来シナリオと選択。「都市集中型」か、「地方分散型」か、あるいは第3の道はあるのか。借金の先送り、格差拡大、社会的孤立の進行…転換を図るための10の論点と提言。