配信日 雑誌名
2023/05/30 週刊ダイヤモンド 2023年6月3日号

あなたの「言語化」で部下が自ら動き出す 「紙1枚!」マネジメント

ISBN: 4023317675

発売日: 2023/5/19

出版社: 朝日新聞出版

Amazonランク: 0

【 部下をもつマネジャーの「3大悩み」を解決! 】



ベストセラー『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』の著者が、

マネジャーがやるべきことを「紙1枚」に集約!



トヨタで鍛えられた「紙1枚」の技術を使えば、

「部下が主体的に動かない」

「円滑なコミュニケーションができない」

「人材育成がうまくいかない」という

部下をもつマネジャーの悩みを全部解決できる。



カギを握るのは、マネジャーによる「言語化」。

「4×4マス」に書き出すだけで、

「仕事のジブンゴト化」「部下を見る目の深化」

「やるべきことの明確化」が可能に。



マネジャーの「言語化」で、部下が自ら動き出す!



【目次】

はじめに 部下はあなたに「言語化」力を求めている



序章 マネジャーが抱える3つの大きな悩み

リアルな体験談から抽出したマネジャーの悩み

「紙1枚」を使った言語化がマネジャーの悩みに効く

マネジャーの最も切実な悩みは「部下のマネジメント」

マネジャーの悩みの所在を図示した「カッツモデル」

マネジャー業務に欠かせない能力「ヒューマンスキル」



第1章 なぜ「紙1枚」はマネジャーの悩みに効くのか?

ノウ・ハウの実践には「ノウ・ワイ」の理解が不可欠

「部下は変わらないのが自然」という認識からスタート

「支配のマネジメント」から「支援のマネジメント」へ

部下の現実を教えてくれる「働きアリの法則」

フリーライダー的部下を無理に変えようとしない

フォロワー的部下により多くのエネルギーを注ぐ

「現状維持に抗って意志を貫ける人」はほとんどいない

「部下が自ら成長していく組織」に少しずつ変えていく

マネジャーの仕事は「環境整備=支援=働きかけ」



第2章 「目的のジブンゴト化」が部下の主体性を引き出す──「紙1枚」でできること(1)

「もっと自分で考えろ」と言っても部下が動かない理由

トヨタの強さの源泉「言語化力」

社員の「言語化」を促すグロービスのリトリート

主体的・能動的に働くには「目的のジブンゴト化」が必要

「部下が自ら変わっていくマネジメント」に向けた第一歩

会社の存続にはビジョンの言語化が欠かせない

全社方針と業務のつながりを言語化せよ!

自分では変えられない領域にはフォーカスしない

「書き出す、話す、繰り返す」が重要

トヨタで学んだ「紙1枚」で言語化する技術

「1枚」フレームワークは一発勝負を前提にしていない

主体的に働けている姿を部下に見せていく

1時間以内でできる「目的のジブンゴト化」マネジメント

パソコン上でも実践可能な「1枚」フレームワーク



第3章 「わかろうとする上司」が部下に信頼される──「紙1枚」でできること(2)

良好なコミュニケーションの前提となる「他者洞察力」

「人を観る目」を磨けばヒューマンスキルが向上する

部下との人間関係で実際に役立つ理論は存在するか?

「タイプ分けマニア」がたどり着いた結論

いくら分類しても、仕事で使えなくては意味がない

細かすぎるタイプ分けは実践に活かしにくい

記入するだけで自身や部下を洞察できるフレームワーク

たくさんあるタイプ分けの共通点に注目する

社会人教育でよく使われる5つのタイプ分け

5つのタイプ分けを実践してみることで得られる気づき

5つのパーソナリティ理論を統合した究極の「紙1枚」

やればやるほど、「人を観る目」を鍛えられる

大切なのは部下をわかろうとするプロセス



第4章 「共通言語」で部下と対話しやすくなる──「紙1枚」でできること(3)

タイプ別の対処法は現実的ではない

どんなタイプともコミュニケーションできる「共通言語」

トヨタの「紙1枚」文化から得られた学び

最も現実的に機能する共通言語「2W1H」

部下とのコミュニケーションに役立つ「紙1枚」

部下に書かせるのではなく、自身の手で記入していく

「どんなまとめ方をすれば良いか」を部下に伝える

「何がクリアになったらOKとするのか?」が重要

組織の文化や価値観の共有にも使える「紙1枚」

共通の枠組みがあることで、各人の個性が際立つ



第5章 部下の育成にも「言語化」が欠かせない──「紙1枚」でできること(4)

「急がば回れスタイル=漸進」を大切にする

自ら学び成長している姿を部下に見せる

「仕事を任せる力、頼める力、手渡せる力」も必要

「ストレッチ」ゾーンにある業務を見極めて任せる

部下の育成に向いた業務を探して任せる

「How?」と「Why?」をセットで伝える

「紙1枚」支援法・育成法 3つの優れた点

「画面共有」をすれば、オンラインでも使える

パワハラと訴えられないために気をつけたいこと

部下を叱責したくなった時も「紙1枚」

どんな部下に対しても、理解・共感しようとする姿勢は貫く

一緒に書く「支援の姿勢」がやる気を喚起する

エネルギーレベルが下がっている部下に接する時の注意点

どんな手法も使い方を間違えれば毒になりえる

どんな場面でも淡々と「紙1枚」で言語化していけば良い



おわりに マネジャーのためであり、部下のためでもある