配信日 雑誌名
2023/11/16 週刊ダイヤモンド 2023年11月18日号
2024/01/05 週刊東洋経済 2024年1月6日号
2024/03/25 週刊ダイヤモンド 2024年3月30日号

14歳のときに教えてほしかった 起業家という冒険

ISBN: 4478117616

発売日: 2023/10/18

出版社: ダイヤモンド社

Amazonランク: 0

レビュー

はじめに

第1章 

借金まみれの家庭から

覚醒した起業家人生

社会不適合者の父

暗闇の中でもがく日々

母親が脳出血で倒れ半身不随に

それでも環境を恨まない

兄からもらった本36冊のリスト

東大合格を戦略的に目指してみた

「起業」に向かわせた2冊の本

これから必須の起業家マインド

起 業サークルでビジネスを学ぶ

先 輩起業家の熱が伝染する

学 生インターンから正社員に抜擢

「24歳で上場」という目標と挫折

学生起業にチャレンジ

アートサービスの立ち上げ

怖くなってビジネスから撤退

大手企業の内定を蹴って再びベンチャーの道へ

やるからには絶対に上場させる

誰よりも手を動かし、学びまくる日々

スキルを最短距離で身につける

10年の時を経て、クラウドワークス卒業。そしてこれから

第2章

スタートアップは

日本に残された唯一の希望

世界にとり残される日本―

日本が貧しくなった30年間

日本で世界的企業が生まれにくい理由

「大企業が安泰」は過去のもの

少なくとも転職は当たり前

テクノロジーが専門職の仕事を奪う

「人生100年時代」に求められる"変化対応力"

「安定志向だから大企業」は思考停止

スタートアップ周辺から見える景色

優 秀な人ほどスタートアップを目指す

「日本にスタートアップ10万社誕生」を目指す政府

挑戦しない理由はない

第3章

5つの起業戦略

副業・独立・社内起業・転職・スタートアップ起業

起業家マインドで自分に合った働き方を選ぶ

①副業

先端企業の社員の40%は副業する時代

まずは収入目的の副業でOK

本業と副業でシナジーを高める

②独立

労働人口の半数がフリーランスになる時代

社員の独立を支援する企業のとり組み

自分らしい働き方を実現する

「いつ、どんな形で」と具体的な目標を立てる

③社内起業

会社員として新規事業を立ち上げる

社内起業を経験する3つのルート

社内の人から応援される人になる

社内起業のメリット・デメリット

④転職

最も魅力的な就職先はスタートアップ

活況をみせるスタートアップの採用市場

大企業とスタートアップを行き来できる時代

自分と相性のいいスタートアップの見つけ方

カルチャーショックを乗り越えよ

スタートアップに向く人、向かない人

⑤スタートアップ起業

高難度だが夢がある

圧倒的成長を生み出す圧倒的な付加価値

スタートアップ起業の成功者は中高年が多い

学生起業は超ローリスク・ハイリターン

起業プランを立てるときの3つの着眼点

まずは「自己資金+借金」でスタート

VCから億単位の資金調達も可能

資金調達にはデメリットもある

チームは少数精鋭がいい

若いときの起業の失敗にリスクはない

第4章

自分の人生は

自分でマネジメントする

目標設定が人生を決める

「何からはじめるべきか?」を考えすぎない

コンフォートゾーンを飛び出せ

目標達成のためのフレームワーク「SMART」

自分の強みを見つけるには?

見つけた自分の強みを育てる

「アンラーン」がキャリアアップの鍵を握る

3つの視点で自分を深く顧みる

リスクのないところにリターンはない

ローリスクこそハイリスクという落とし穴



おわりに

著者について

成田修造(なりた・しゅうぞう)

1989年東京都生まれ。起業家・エンジェル投資家。14歳のときに父親が突如、家族を捨てて失踪し、まもなく母親が脳出血で倒れて半身不随になり破産。東大受験するも2点足りず不合格となり、奨学金を得て慶應義塾大学経済学部に入学。在学中からアスタミューゼ株式会社に参画し、オープンイノベーション支援サービス「astamuse」の事業企画を手がけたほか、大手人材紹介会社との提携事業を立ち上げなどに携わる。その後、アート作品の解説まとめサイトなどを手がける株式会社アトコレを起業し、代表取締役社長に就任。2012年に株式会社クラウドワークスに参画し、大学4年生にして執行役員になり、創業わずか3年目で株式上場を果たす。上場後は取締役副社長兼COO(最高執行責任者)として全事業を統括し、2022年には取締役執行役員兼CINO(最高イノベーション責任者)として新規事業開発や投資に携わる。2022年12月クラウドワークスを退社し、複数の社外取締役などに就きつつ、起業など新たな道を切り拓くことを決意。