配信日 | 雑誌名 | 号 |
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2024/05/30 | 週刊文春 | 2024年6月6日号 |
ある晴れたXデイに: カシュニッツ短編傑作選
ISBN: 4488011365
発売日: 2024/4/30
出版社: 東京創元社
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著者について
マリー・ルイーゼ・カシュニッツ
1901年、ドイツのカールスルーエ生まれ。詩人、小説家。考古学者の夫の任地を転々とし、フランクフルトやローマに滞在。1930年代から創作活動を開始し、詩や小説、ラジオ・ドラマの脚本、エッセイなど多くの領域で活躍した。1955年にビューヒナー賞を、1970年にヘーベル賞を受賞。日本オリジナル短編集『六月半ばの真昼どき──カシュニッツ短篇集』『その昔、N市では――カシュニッツ短編傑作選』があるほか、「怪談」が『現代ドイツ幻想小説』に収録されている。その他の著作に『精霊たちの庭』『ギュスターヴ・クールベ――ある画家の生涯』など。1974年没。
酒寄 進一
ドイツ文学翻訳家、和光大学教授。主な訳書として、2012年本屋大賞翻訳小説部門第1位に選ばれたシーラッハ『犯罪』、2021年日本子どもの本研究会第5回作品賞特別賞を受賞したコルドン〈ベルリン三部作〉、ヘッセ『デーミアン』、ブレヒト『アルトゥロ・ウイの興隆/コーカサスの白墨の輪』、ケストナー『終戦日記一九四五』、ノイハウス『友情よここで終われ』、ザルテン『バンビ――森に生きる』などがある。