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2024/11/05 週刊エコノミスト 2024年11月12日号

恋愛社会学: 多様化する親密な関係に接近する

新商品

ISBN: 4779517664

発売日: 2024/10/7

出版社: ナカニシヤ出版

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著者について

高橋 幸(たかはし ゆき)*

担当:はじめに、第1章、Column 2、第12章、Column 6、7、おわりに

石巻専修大学人間学部准教授。専門は社会学理論・ジェンダー理論。

主著に『フェミニズムはもういらない、と彼女は言うけれど──ポストフェミニズムと女らしさのゆくえ』(晃洋書房、2020年)、共著に『離れていても家族』(亜紀書房、2023年)など。



永田夏来(ながた なつき)*

担当:本書のねらいと構成、第2章、本書を閉じるにあたって

兵庫教育大学大学院学校教育研究科准教授。専門は家族社会学。

主著に『生涯未婚時代』(イーストプレス、2017年)、共編著に『岩波講座社会学 家族・親密圏』(岩波書店、2024年)など。



齋藤直子(さいとう なおこ)

担当:第3章

大阪教育大学総合教育系特任准教授。専門は家族社会学、部落問題研究、人権教育。

主著に『結婚差別の社会学』(勁草書房、2017)、「交差性をときほぐす──部落差別と女性差別の交差とその変容過程」(『ソシオロジ』66(1)、2021年)など。



岡田玖美子(おかだ くみこ)

担当:Column 1

大阪大学大学院人間科学研究科助教。専門は家族社会学、ジェンダー研究。

主な論文に「夫婦の情緒性に潜むジェンダー非対称性をめぐる理論的視座の検討──近代家族論を手がかりとして」(『家族社会学研究』34(1)、2022年)、「「人格的ケア関係」としての夫婦における親密性と平等性──「フェミニズム正義論」を手がかりとして」(『女性学』31、2024年)など。



木村絵里子(きむら えりこ)

担当:第4章

大妻女子大学人間関係学部准教授。専門は文化社会学、歴史社会学。

共編著に『ガールズ・アーバン・スタディーズ──女子たちの遊ぶ・つながる・生き抜く』(法律文化社、2023年)、『場所から問う若者文化──ポストアーバン化時代の若者論』(晃洋書房、2021年)など。



大倉 韻(おおくら ひびき)

担当:第5章

法政大学、亜細亜大学、東京医科歯科大学(東京科学大学)非常勤講師。専門はジェンダー研究、セクシュアリティ研究。

共著に『場所から問う若者文化──ポストアーバン化時代の若者論』(晃洋書房、2021年)、論文に「若者文化は25年間でどう変わったか──「遠隔=社会、対人性、個人性」三領域の視点からの「計量的モノグラフ」」(共著)(『紀要社会学・社会情報学』27、2017年)など。



大森美佐(おおもり みさ)

担当:第6章

和洋女子大学、武蔵野大学非常勤講師。専門は家族社会学。

主著に『現代日本の若者はいかに「恋愛」しているのか──愛・性・結婚の解体と結合をめぐる意味づけ』(晃洋書房、2022年)、『中学生の質問箱 恋愛ってなんだろう?』(平凡社、2024年)など。



府中明子(ふちゅう あきこ)

担当:第7章

(元)浙江工商大学専任講師。専門は家族社会学。

博士論文として『未婚女性の結婚観と個人化に関する質的研究──日本の首都圏と中国都市部の比較』(2021年)、論文に「恋愛結婚の条件──首都圏にくらす未婚女性へのインタビューから」(『家族研究年報』41、2016年)など。



森山至貴(もりやま のりたか)

担当:第8章

早稲田大学文学学術院教授。専門は社会学、クィアスタディーズ。

主著として『LGBTを読みとく──クィア・スタディーズ入門』(筑摩書房、2017年)、『10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」』(WAVE出版、2020年)など。



中村香住(なかむら かすみ)

担当:Column 3

神奈川大学人間科学部非常勤助手、慶應義塾大学文学部等非常勤講師。専門は文化社会学、ジェンダー・セクシュアリティ研究。

共編著に『アイドルについて葛藤しながら考えてみた──ジェンダー/パーソナリティ/〈推し〉』(青弓社、2022年)、『消費と労働の文化社会学──やりがい搾取以降の「批判」を考える』(ナカニシヤ出版、2023年)など。



西井 開(にしい かい)

担当:第9章

立教大学大学院社会デザイン研究科特別研究員。専門は臨床社会学、男性・マジョリティ研究。

主著として『「非モテ」からはじめる男性学』(集英社、2021年)など。論文に「いかに男性は社会的孤立に至るのか──学校内における男性集団からの排除と分離に着目して」(『社会学評論』75(1)、2024 年)など。



上岡磨奈(かみおか まな)

担当:第10章、Column 4

慶應義塾大学非常勤講師。専攻は文化社会学、カルチュラル・スタディーズ。

主著に『アイドルについて葛藤しながら考えてみた──ジェンダー/パーソナリティ/〈推し〉』(青弓社、2022年)、『アイドル・コード──託されるイメージを問う』(青土社、2023年)など。



松浦 優(まつうら ゆう)

担当:第11章

九州大学 学術協力研究員。専門は社会学、クィアスタディーズ。

共著に『アニメと場所の社会学──文化産業における共通文化の可能性』 (ナカニシヤ出版、2024年)、論文に「抹消の現象学的社会学──類型化されないことをともなう周縁化について」(『社会学評論』74(1)、 2023年)など。



三宅大二郎(みやけ だいじろう)

担当:Column 5

大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程。専門は社会学、セクシュアリティ研究。

主な論文に「日本のアロマンティック/アセクシュアル・スペクトラムにおける恋愛的指向の多面性 」(共著、『ジェンダー&セクシュアリティ』18、2023年)、共著に『いちばんやさしいアロマンティックやアセクシュアルのこと』(明石書店、2024年)など。