配信日 雑誌名
2025/03/31 週刊東洋経済 2025年4月5日号

希望格差社会、それから: 幸福に衰退する国の20年

ISBN: 4492224262

発売日: 2025/1/15

出版社: 東洋経済新報社

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レビュー

【目次情報】

まえがき

第1章 平成時代に生じた「4つの負のトレンド」

第2章 世界経済の構造転換と「4つの負のトレンド」の発生

第3章 生活者視点から「格差問題」を考える

第4章 格差社会の変遷──過去・現在・未来

第5章 令和の格差社会の形成

第6章 バーチャルで格差を埋める時代

第7章 江戸時代化する? 令和日本

第8章 幸せに衰退するニッポン──令和日本のゆくえ

あとがき

参考文献

著者について

山田 昌弘(ヤマダ マサヒロ)

中央大学文学部教授

1981年、東京大学文学部卒業。1986年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、中央大学文学部教授。専門は家族社会学。親子・夫婦・恋人などの人間関係を社会学的に読み解く試みを行っている。学卒後も両親宅に同居し独身生活を続ける若者を「パラサイト・シングル」と呼び、2004年には『希望格差社会』を刊行し「格差社会」という言葉を世に浸透させたことでも知られる。また、「婚活」という言葉を世に出し、婚活ブームの火付け役ともなった。主な著書に『パラサイト・シングルの時代』(ちくま新書)、『希望格差社会』(ちくま文庫)、『少子社会日本』(岩波新書)、『「婚活」時代』(ディスカヴァー携書)、『新型格差社会』(朝日新書)、『なぜ若者は保守化するのか』『「婚活」現象の社会学』(以上、東洋経済新報社)がある。