配信日 雑誌名
2025/03/31 週刊現代 2025年4月5日号

なんで人は青を作ったの?―青色の歴史を探る旅 (13歳からの考古学)

ISBN: 4787724177

発売日: 2025/1/14

出版社: 新泉社

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著者について

谷口 陽子(タニグチ・ヨウコ)

筑波大学人文社会系歴史・人類学教授。保存科学・考古科学を専門としている。

1974年東京生まれ茨城育ち。筑波大学人文学類卒業後、東京藝術大学大学院で保存科学を学ぶ(文化財修士)。2010年筑波大学にて博士(文学)。

1998~99年にゲティ保存研究所(米国)でグラデュエートインターン、東京藝術大学で助手をつとめたのち、2001~04年にマルタ国立修復センター調査科学部(マルタ)で助手、その後、2004~08年に(独)東京文化財研究所文化遺産国際協力センターにおいて特別研究員を務め、アフガニスタン、インド、中国などの文化遺産の保存修復を行う。

2008年より筑波大学大学院人文社会科学研究科歴史・人類学専攻助教、2013年より准教授、2024年から現職。ユーラシア大陸におけるさまざまな彩色文化財の材料研究や、トルコやエジプトで壁画の保存を行っている。

著書にThe Wall Paintings of Bamiyan, Afghanistan: Technology and Materials, Archetype Publications Ltd., 2022など。



髙橋 香里(タカハシ・カオリ)

SOMPO美術財団・保存修復準備室リーダー。油彩画の保存修復を専門としている。

1981年山梨県甲府市生まれ。一橋大学経済学部卒業後、アパレル会社勤務を経て東京藝術大学美術学部芸術学科にて西洋美術史、東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻にて油彩画の保存修復を学ぶ。2021年同大学院にて博士号(文化財)を取得。2021~22年文化庁新進芸術家海外派遣制度にて西アッティカ大学(ギリシア)に留学、2023~24年東京藝術大学保存修復彫刻研究室にて助手を務める。2024年から現職。



クレメンス・メッツラー(Clemens Metzler)

国立芸術デザイン大学、ブルグギービッシェンシュタイン、ハレ(ドイツ) 卒業、プロのイラストレーターとして活動中。1998年来日、現在、名古屋在住。

日本デザイナー藝術学院、愛知県立藝術大学、愛知県立大学の非常勤講師。

おもな仕事に、『地中海都市 人と都市のコミュニケーション』(東京大学出版会)の装画&挿絵、名古屋 水の歴史資料館エントランスホール壁画、明治村の広告や犬山城のホームページほか、雑誌・広告など。