配信日 雑誌名
2025/07/14 GINZA 2025年8月号

両膝を怪我したわたしの聖女

ISBN: 4336077711

発売日: 2025/5/16

出版社: 国書刊行会

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著者について

Andrea Abreu

作家、詩人。1995年スペイン・カナリア諸島のテネリフェ島北部で生まれる。島内のラ・ラグーナ大学でジャーナリズムを学び、マドリードのレイ・フアン・カルロス大学の修士課程を修了。新聞社のインターンとして働いたものの辞職し、ランジェリーショップの店員の仕事に就く。詩人としての著作に、詩集『まぶたのない女』(2017)、詩誌『血を流す春』(2017)など。同じくテネリフェ島育ちの作家サビーナ・ウラカに師事し、2020年、『両膝を怪我したわたしの聖女』(原題 Panza de burro)により小説家としてデビュー、専業作家となる。危うい年頃の少女の姿を、カナリア方言を駆使した口語調で活写した本作は、発売後3年足らずのうちにスペイン国内だけで6万6000部を販売、18言語に翻訳され、新人作家としては異例のヒットを記録。ドゥルセ・チャコン賞(2021)、シャンベリー・デビュー小説賞(2021)を受賞した。



村岡直子

スペイン語翻訳者、(有)イスパニカ翻訳講座講師、校正者。兵庫県出身、同志社大学文学部卒業。グラナダ大学セントロ・デ・レングアス・モデルナス留学。訳書にピラール・キンタナ『雌犬』(国書刊行会)、マイク・ライトウッド『ぼくを燃やす炎』『ぼくに流れる氷』(サウザンブックス)、フェデリコ・アシャット『ラスト・ウェイ・アウト』(早川書房)、トニ・ヒル『ガラスの虎たち』(小学館)、共訳書にペドロ・バーニョス『地政学の思考法』(講談社)、マリア・ピラール・ケラルト・デル・イエロ『ヴィジュアル版スペイン王家の歴史』(原書房、青砥直子名義)などがある。



五十嵐絢音

東京都出身。神田外語大学外国語学部イベロアメリカ言語学科スペイン語専攻卒業。在学中にスペインカナリア諸島グラン・カナリア島のラスパルマス・デ・グラン・カナリア大学に留学し、カナリア諸島特有のスペイン語に魅了され現地の言語を学ぶ。アンドレア・アブレウ『両膝を怪我したわたしの聖女』原作 Panza de burro を留学時代の恩師から紹介されたことをきっかけに、神田外語大学卒業研究として本書全文を試訳するとともに、小説内で用いられるカナリア諸島特有の表現について調査した。