| 配信日 | 雑誌名 | 号 |
|---|---|---|
| 2025/05/19 | 週刊エコノミスト | 2025年5月27日号 |
第七の男
ISBN: 4910801006
発売日: 2024/5/15
出版社: 黒鳥社
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著者について
◉著者
ジョン・バージャー|John Berger
1926年ロンドン生まれ。小説家・批評家・画家・詩人。1972年、英国BBCで企画/脚本/プロデュースのすべてを担当したTV番組4部作「Ways of seeing」で広く存在を知られる。同名書籍は美術批評界の金字塔とされ、欧州市民の多くがアートや文化理論を理解する契機を得たとされる。同年小説『G.』でブッカー賞を受賞。70年代からフランス農村に拠点を移し表現活動を続け、2017年に90歳で逝去。主著『イメージ──視覚とメディア』(伊藤俊治訳/ちくま学芸文庫、2013年)、『G.』栗原行雄訳(新潮社、1975年)、『果報者ササル』村松潔訳(みすず書房、2016年)、『批評の「風景」ジョン・バージャー選集』山田美明訳(草思社、2024)など。
◉写真
ジャン・モア|Jean Mohr
1925年、ジュネーヴ生まれ。ドキュメンタリー写真家。赤十字国際委員会(ICRC)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連パレスチナ難民救済事業機関 (UNRWA)等の人道支援団体と帯同し、その記録作品で知られる。ジョン・バージャーと50 年に渡る親交のなか多くの共作を残したほか、エドワード・サイードとの共作でも知られる。戦地の人びとの目線を記録したその写真の多くは、現在スイス・エリゼ写真美術館に収蔵されている。日本でも過去に二回、広島 平和記念公園で野外写真展が開催された。2018年に93歳で逝去。主著『果報者ササル』(ジョン・バージャーとの共著/村松潔訳/みすず書房、2016 年)、『パレスチナとは何か』(エドワード・サイードとの共著/島弘之訳/岩波書店、1995 年)など。
