配信日 雑誌名
2026/01/07 サライ 2026年2月号

ファインダー越しの京都 1954~1985Ⅰ

新商品

ISBN: 4911504005

発売日: 2025/8/15

出版社: 大垣書店

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レビュー

今回の写真集は、夥しい京都の写真を撮り続けて来られた氏が、これまで全く発表してこなかった写真、何ら制約を設けずカメラを向けて京都の日常を切り取ったともいえる写真である。対象は、日常の行事や遊び、暮らしの様子、働く風景、今となっては懐かしい乗り物など、京都に住まう人々の経験してきた日常の光景である。



目次 Ⅰ巻 働く/乗り物/土地の記憶・風景

抜粋

京都人は本当に豆腐好きである。昼間町を歩けば、必ず振り売りの豆腐屋さんに出会った。絵になるので必ずシャッターを押した。ラッパを鳴らしながら豆腐売りの小父さんが町を行く。近年にかけるのが少なくなった風景。

著者について

昭和16年(1941)京都で生まれ、その後も大半を京都で過ごし現在に至る。芸術を好む多趣味の父の影響で、中学生の時に本格的なカメラを手にすると、身近な人や事物を対象とした撮影に熱心に取り組むようになる。高校は写真部で活動。 昭和35年(1960)同志社大学文学部入学。新聞学を専攻し、フォトジャーナリストを目指す。大学卒業後の昭和40年(1965)東京綜合写真専門学校研究科入学。卒業後、同校の助手として勤務。 昭和44年(1969)初の個展を開く。京都に戻り、風景・庭園・建築などを主な題材に撮影をし、「京都写真」を確立する第一人者となる。京都の様々な神社仏閣、四季折々の自然、街を撮影。 平成12年(2000)西陣の地に町家を修復した水野克比古フォトスペース「町家写真館」を開設、一般公開(要予約)している。写真集などの著書は213冊を数える。 2014年(平成14年) 第33回京都府文化賞功労賞受賞。