配信日 | 雑誌名 | 号 |
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2024/11/18 | 週刊東洋経済 | 2024年11月23日号 |
SF評論入門
ISBN: 4867800554
発売日: 2024/8/30
出版社: 小鳥遊書房
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著者について
1933年小樽市生まれ。早稲田大学で心理学、北海学園大学で土木・建築学を修める。日本SFの第一世代の主力作家の一人。1970年、SF評論『術の小説論』、SF短編『大いなる正午』で「SFマガジン」(早川書房)デビュー。以来、執筆活動に入り現在に至る。単行本著作数180冊以上(文庫含まず)。1990年代の『紺碧の艦隊』(徳間書店)『旭日の艦隊』(中央公論新社)で、シミュレーション小説の創始者と見なされている。1972年、第3回星雲賞(短編部門)を『白壁の文字は夕陽に映える』で受賞2012年、詩集『骸骨半島』で第46回北海道新聞社文学賞(詩部門)2013年度札幌芸術賞受賞2014年2月8日~3月23日まで、北海道立文学館で「荒巻義雄の世界」展を開催。2014年11月より『荒巻義雄メタSF全集』(全7巻+補巻/彩流社)を刊行。2017年には『もはや宇宙は迷宮の鏡のように』(彩流社)を満84歳で書き下ろし刊行。『SFする思考』で第43回SF大賞受賞・現在も生涯現役をモットーに、作家活動を続けている。
1955年東京生まれ。1987年、コーネル大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。慶應義塾大学名誉教授、慶應義塾ニューヨーク学院第10代学院長。
日本SF作家クラブでは日本SF評論賞創設準備委員会委員長(2003年~ 2005年)、世界 SF大会Nippon2007対策委員会委員長(2005~2007年)、第二回国際 SFシンポジウム実行委員長( 2012~2013年)を歴任。代表的単著に『サイバーパンク・アメリカ』(勁草書房、1988年)、『現代 SFのレトリック』(岩波書店、1992年)、『ニュー・アメリカニズム―米文学思想史の物語学』(青土社、増補決定版 2019年)、『「2001年宇宙の旅」講義』(平凡社、 2001年)、『リンカーンの世紀』(青土社、増補新版 2013年)、『モダニズムの惑星』(岩波書店、 2013年)、『パラノイドの帝国』(大修館書店、 2018年)、Full Metal Apache: Transactions between Cyberpunk Japan and Avant-Pop America (Duke UP, 2006)ほか多数。