配信日 雑誌名
2024/12/26 週刊新潮 2025年1月2日号

バールの正しい使い方

新商品

ISBN: 4198655146

発売日: 2022/12/10

出版社: 徳間書店

Amazonランク: 0

新しい才能に全国の書店員から絶賛の声続々!

大藪春彦新人賞受賞作家が贈る、青春スクールミステリー



●絶賛の声、続々

青本雪平は天才だ。

(今野敏)



ページをめくる手が止まらない。思わず「上手い……!!」と唸ってしまった。天才があらわれた!!

(柳正堂書店甲府昭和イトーヨーカドー店 山本机久美さん)



傑作必読!

登場人物へ寄りそう真摯な姿勢が激しく心を打つ。青本雪平、これから絶対に来る恐るべき書き手です。

(大盛堂書店 山本亮さん)



不穏で、切実で、鮮烈な言葉が焼きついて離れない。すごいものを発見した。要注目!青本雪平、必ずくる!

(ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん)



息苦しいほど哀しく美しい青春ミステリ。この世界観最高です!

(紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん)



青本雪平さんって何者!!と驚嘆。「ちょっと読んでみてよ!」と誰かに伝えたくなります。

(未来屋書店大日店 石坂華月さん)



最後まで読むと本をギューッと抱きしめたくなる優しさに包まれました。

(名古屋大学生協南部生協プラザ 渡邉典江さん)



私たちに大切なものを教えてくれる。ラストで全てが繋がった時、タイトルの意味に、うわーっ!となりました。

(あおい書店富士店 鈴木裕里さん)



ミステリとしても良質だし、青春小説としても申し分のない面白さ。読み終えた今はすごいタイトルだと感心する。

(六本松蔦屋書店 峯多美子さん)



ラストの終わり方はもう一度読んでみたい衝撃にかられます。

(くまざわ書店南千住店 鈴木康之さん)



●あらすじ

転校を繰り返す小学生の礼恩が、行く先々で出会うクラスメイトは噓つきばかりだった。

なぜ彼らは噓をつくのか。



友達に嫌われてもかまわないと少女がつく噓。

海辺の町で一緒にタイムマシンを作った友達の噓。

五人のクラスメイトが集まってついた噓。

お母さんのことが大好きな少年がつかれた噓。

主人公になりたくない女の子がついた噓。



さらにはどの学校でもバールについての噂が出回っているのはなぜなのか。

やがて礼恩は、バールを手にとり――。