配信日 雑誌名
2025/02/27 週刊文春 2025年3月6日号

プロ作家・脚本家たちが使っている シナリオ・センター式 物語のつくり方

ISBN: 4534060297

発売日: 2023/7/28

出版社: 日本実業出版社

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レビュー

◆日本随一のシナリオライター養成スクールで生まれた創作メソッドを大公開

日本随一のシナリオライター養成スクールである「シナリオ・センター」。連続ドラマの約7割をシナリオ・センター出身の脚本家が執筆。

直木賞作家やミリオンセラーの小説家、映画監督、プロデューサーも輩出しています。プロたちも学んだ、表現技術をつけるカリキュラムをベースにした「物語のつくり方」をまとめた一冊です。

◆脚本、小説、エッセイ、マンガ原作などに使える表現技術が身につく

映画やテレビドラマ、演劇や小説、マンガ、アニメ、ゲームに自分史やエッセイに至るまで、創作のジャンルは異なっても共通している

「表現技術」について解説。設定の練り方から、登場人物のつくり方、構成の立て方、シーンの描き方まで、すべてわかります。

そのため、アイディアが浮かばない、最後まで書ききれない、何から書き始めたらいいかわからないという方でも、「物語」がつくれるようになります。

◆すぐに活用できるユニークなメソッドが満載

何も浮かばないというときにアイディアを生み出す「あべこべ法」「あるある法」、リアクションを引き出す「リトマス法」、説明的な描写やセリフを省略する「小道具法」、

活きたセリフになる「セリフはうそつき」など、創作のヒントとなるメソッドを豊富に紹介しています。どれもすぐに試してみたくなるものばかりです。



※株式会社シナリオ・センター

1970年、「シナリオの父」と呼ばれた新井一が創設。

新井一が体系化させた「シナリオの基礎技術」をもとに、初心者から学べる基礎講座、少人数制ゼミナール、目的別・ジャンル別に学べるアドバイス講座、

企業とライターをつなぐ「ライターズバンク」、想像力を豊かにする「一億人のシナリオ。」を運営。

ジェームス三木さん、内館牧子さん、岡田惠和さん、森下佳子さんなどの脚本家、鈴木光司さん、柚木麻子さん、原田ひ香さんなどの小説家をはじめ、

プロ作家700名以上を輩出。連続ドラマの約7割を出身の脚本家が執筆。シナリオコンクールの9割近くを受講生が受賞。

創作を志す人々を支援する「日本中の人にシナリオを書いてもらいたい」が企業理念。

著者について

新井 一樹(あらい・かずき)

1980年生まれ。東京都出身。日本大学大学院芸術学研究科修了。芸術学修士。祖父は、シナリオ・センター創設者の新井一。同社にて、シナリオライター・脚本家、小説家などを養成する講座の改善、映画やテレビドラマ、ゲームなどの制作会社にて、プロデューサーやディレクター向けの研修開発と講師を担当。

2010年より、想像力と表現力の欠如で起きる社会課題を解決するプロジェクト「一億人のシナリオ。」を統括。小学校から企業など約200団体、10,000名以上に講座や研修を実施。

シナリオ・センター取締役副社長。