| 配信日 | 雑誌名 | 号 |
|---|---|---|
| 2025/05/12 | FUDGE | 2025年6月号 |
| 2025/05/29 | 週刊新潮 | 2025年6月5日号 |
| 2025/06/20 | フィガロジャポン | 2025年8月号 |
割れたグラス (アフリカ文学の愉楽 1回配本)
ISBN: 4336076944
発売日: 2025/04/22
出版社: 国書刊行会
Amazonランク: 0
著者について
アラン・マバンク
1966年コンゴ共和国ポワント生まれ。大学で学んだのち渡仏、法学を修める。その後は法律コンサルタントとして働く傍ら、詩人として出発。
最初の小説『赤―青―白』(1998年)はブラック・アフリカ文学大賞を受賞し、一躍注目を集める。2005年に発表した本書『割れたグラス』ではフランコフォニー五大陸賞をはじめ数々の文学賞を受賞、 翌年発表の『ヤマアラシの回想』(本シリーズで刊行予定)ではフランスでもっとも権威ある文学賞のひとつルノドー賞を受賞する。以降、現代アフリカ文学の最重要作家のひとりとして、その作品は20以上の言語に翻訳され、活躍の幅を世界的なものへと広げていく。
2006年よりカリフォルニア大学ロサンゼルス校教授。2015年 国際ブッカー賞のファイナリスト選出、作家としてはじめてコレージュ・ド・フランスの招聘教授に着任。2022年の国際ブッカー賞では選考委員を務める。
邦訳書にコレージュ・ド・フランス講義録『アフリカ文学講義』(みすず書房)と自伝的作品『もうすぐ二〇歳』(晶文社)がある。
桑田光平
1974年広島県生まれ。東京大学教養学部・大学院総合文化研究科教授。専門は20世紀フランス文学・芸術。東京大学文学部で英米文学を学んだ後、同大学院でフランス文学を専攻。修士号取得後、リヨン高等師範学校、リヨン第2大学、パリ第4大学、パリ第8大学でフランス文学ならびに現代美術を学ぶ。2009年、パリ第4大学でロラン・バルトに関する博士号取得。2022年より現職。
主な著書に『ロラン・バルト 偶発事へのまなざし』(水声社)、『世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今』(共著・立東舎)、『東京時影 1964/202X』(共編著、羽鳥書店)など。訳書にロラン・バルト『ロラン・バルト 中国旅行ノート』(筑摩書房)、バルテュス/セミール・ゼキ『芸術と脳科学の対話』(青土社)、ジェラール・マセ『つれづれ草』、パスカル・キニャール『もっとも猥雑なもの』(水声社)、ティフェーヌ・サモワイヨ『評伝ロラン・バルト』、ジョルジュ・ディディ=ユベルマン『われわれが見るもの、われわれを見つめるもの』(ともに共訳、水声社)など多数。
