特捜取調室:『国家の罠』20年目の再対決
商品コード: 4103569417
発売日: 2026/5/13
出版社: 新潮社
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レビュー
(目次)
序 章 再会
20年ぶりの対面 / 逮捕と取り調べ
第1章 検察改革とは何だったのか
「検察なめんなよ」 / プレサンス事件と郵便不正事件 / 筋読みとノイズ / 金持ちは怖い / 大阪地検特捜部の特殊性 / 「割り屋」の悲劇 / 大阪地検検事正の準強制性交容疑 / 人を人として尊重する文化を
第2章 検察批判をどう見るか
(1)黙秘権
黙秘のプラスとマイナス / 特捜事件は黙秘で無罪を取れない / 弁護士の職業的良心 / 検察官が怒っていいのは / 情状面で不利になることも / 過激派が黙秘する理由
(2)人質司法
角川会長はなぜ記者会見後に逮捕されたのか / 身柄を拘束するもう一つの理由 / ゴーン事件のトラウマ / 保釈保証金は弁護士費用
(3)取り調べ可視化
明らかになった検事の暴言 / 動機は「恨み」 / 検事が怒鳴る時
第3章 ある検察官の歩み
なぜ検察官になったか / 7回目で合格した司法試験 / 消えた6億円事件 / あえて「相手の土俵に乗った」オウム事件 / 自治労の脱税事件 / 財政系の検察官の仕事 / 黒とグレーがわからなくなるとき / 脱税する人の内在的論理 / 7000兆円詐欺と地面師とアパグループ / 美容師バラバラ事件の衝撃 / 首の行方 / 日産自動車不正競争防止法違反事件 / 検事は「建前」で動く
第4章 『国家の罠』再び──国益と公益がぶつかる時
突然、蓋が開いた / 外務省の組織防衛 / 外務省を揺るがした「有権解釈権の否定」 / 偽計業務妨害捜査の内幕 / 三井物産にディーゼル発電機工事を発注した事情 / 「非日常が日常」の世界の危うさ / 官邸からの機密費であれば / 北方領土返還外交のリアル / 取り調べはフェアだった / 鈴木宗男事件との弁護方針の違い / 外務省キャリアの嫉妬 / 拘置所生活は「面白かった」 / 事件にもプラスがあった / 国策捜査とは何だったか / 国策捜査の後遺症
第5章 特捜検察必要論
なぜ大川原化工機事件は起きたのか / 萩嵜ボガチョンコフ事件 / 公安警察との付き合い方 / 特捜は情報をどこから取ってくるのか / 政治と検察との距離 / 特捜検察必要論 / 特捜検察を立て直すための方策 / これからの特捜部への提言
あとがき
著者について
佐藤優
さとう・まさる
1960年、東京都生まれ。85年、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英大使館、在露大使館などを経て、95年から外務本省国際情報局分析第一課で主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴され、09年6月に執行猶予付き有罪が確定。13 年6月、執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。05年、『国家の罠─外務省のラスプーチンと呼ばれて』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。主著に『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞)、『獄中記』などがあるほか、共著も多数。20年、菊池寛賞受賞。
西村尚芳
にしむら・ひさよし
1960年、石川県生まれ。86年、金沢大学法文学部卒業後、大蔵省北陸財務局に勤務。90年検事任官。宮崎地検、福岡地検、名古屋地検などを経て、財政経済に強みを発揮し、特捜検事としてのキャリアを歩む。東京地検特捜部時代の2002年には佐藤優氏の取り調べを担当。12年東京地検特捜部副部長、13年横浜地検刑事部長、14年大阪地検特捜部長、15年東京高検検事兼最高検特別捜査係検事、16年東京地検特別公判部長、17年同刑事部長、18年青森地検検事正、19年高松地検検事正を歴任し、20年退官。その後、霞ヶ関公証役場で公証人を務め、25年7月より弁護士。
(目次)
序 章 再会
20年ぶりの対面 / 逮捕と取り調べ
第1章 検察改革とは何だったのか
「検察なめんなよ」 / プレサンス事件と郵便不正事件 / 筋読みとノイズ / 金持ちは怖い / 大阪地検特捜部の特殊性 / 「割り屋」の悲劇 / 大阪地検検事正の準強制性交容疑 / 人を人として尊重する文化を
第2章 検察批判をどう見るか
(1)黙秘権
黙秘のプラスとマイナス / 特捜事件は黙秘で無罪を取れない / 弁護士の職業的良心 / 検察官が怒っていいのは / 情状面で不利になることも / 過激派が黙秘する理由
(2)人質司法
角川会長はなぜ記者会見後に逮捕されたのか / 身柄を拘束するもう一つの理由 / ゴーン事件のトラウマ / 保釈保証金は弁護士費用
(3)取り調べ可視化
明らかになった検事の暴言 / 動機は「恨み」 / 検事が怒鳴る時
第3章 ある検察官の歩み
なぜ検察官になったか / 7回目で合格した司法試験 / 消えた6億円事件 / あえて「相手の土俵に乗った」オウム事件 / 自治労の脱税事件 / 財政系の検察官の仕事 / 黒とグレーがわからなくなるとき / 脱税する人の内在的論理 / 7000兆円詐欺と地面師とアパグループ / 美容師バラバラ事件の衝撃 / 首の行方 / 日産自動車不正競争防止法違反事件 / 検事は「建前」で動く
第4章 『国家の罠』再び──国益と公益がぶつかる時
突然、蓋が開いた / 外務省の組織防衛 / 外務省を揺るがした「有権解釈権の否定」 / 偽計業務妨害捜査の内幕 / 三井物産にディーゼル発電機工事を発注した事情 / 「非日常が日常」の世界の危うさ / 官邸からの機密費であれば / 北方領土返還外交のリアル / 取り調べはフェアだった / 鈴木宗男事件との弁護方針の違い / 外務省キャリアの嫉妬 / 拘置所生活は「面白かった」 / 事件にもプラスがあった / 国策捜査とは何だったか / 国策捜査の後遺症
第5章 特捜検察必要論
なぜ大川原化工機事件は起きたのか / 萩嵜ボガチョンコフ事件 / 公安警察との付き合い方 / 特捜は情報をどこから取ってくるのか / 政治と検察との距離 / 特捜検察必要論 / 特捜検察を立て直すための方策 / これからの特捜部への提言
あとがき
著者について
佐藤優
さとう・まさる
1960年、東京都生まれ。85年、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英大使館、在露大使館などを経て、95年から外務本省国際情報局分析第一課で主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴され、09年6月に執行猶予付き有罪が確定。13 年6月、執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。05年、『国家の罠─外務省のラスプーチンと呼ばれて』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。主著に『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞)、『獄中記』などがあるほか、共著も多数。20年、菊池寛賞受賞。
西村尚芳
にしむら・ひさよし
1960年、石川県生まれ。86年、金沢大学法文学部卒業後、大蔵省北陸財務局に勤務。90年検事任官。宮崎地検、福岡地検、名古屋地検などを経て、財政経済に強みを発揮し、特捜検事としてのキャリアを歩む。東京地検特捜部時代の2002年には佐藤優氏の取り調べを担当。12年東京地検特捜部副部長、13年横浜地検刑事部長、14年大阪地検特捜部長、15年東京高検検事兼最高検特別捜査係検事、16年東京地検特別公判部長、17年同刑事部長、18年青森地検検事正、19年高松地検検事正を歴任し、20年退官。その後、霞ヶ関公証役場で公証人を務め、25年7月より弁護士。
